「電気自動車の購入」をお考えの方は、ぜひあわせてご検討ください。そもそも、V2Hとはどのような物なのか、またどのようなメリットがあるのかなど整理しながら、ご説明していきたいと思います。

V2H充放電設備って
どんな物なの?

最近、電気自動車をよく見かけます。環境にやさしい良い自動車です。通常、電気自動車を購入すると電気自動車用の充電器を設置します。当たり前のことですが、充電器は電気自動車に電気を充電する機器のことです。

ご紹介するV2H充放電設備(Vehicle to Home ブイツーエイチと呼びます)は電気自動車またはプラグインハイブリッドカーに電気を充電することはもちろんですが、電気自動車にたまった電気を家の中で使うことが出来る機械です。つまり、電気自動車にたまった電気で通常の生活ができてしまいます。

では、どうしているかと言うと、電力会社と売買電の契約を行うことでうまく生活を送ることが出来る仕組みになっています。

但し、V2H対応の電気自動車、プラグインハイブリッドカーに限りますので注意が必要です。
弊社の取り扱っているV2Hの大きさはおおよそ「幅81cm×高さ86cm×厚み38cm重さは91kg」ケーブルの長さは7.5mです。
設置の場所は基本的にガレージの中、または車の近くになります。しかし電気自動車の駐車に邪魔にならない場所でケーブルが電気自動車まで届く位置となります。

V2H充放電設備

V2H充放電設備って
本当にお得なの?

家庭用の蓄電池と同様に、電気料金が安い時間帯(深夜)に電気自動車に充電し、電気料金が高い時間帯(昼間)に電気自動車から家庭に電気を送ることで電気代を安くできます。

また、太陽光発電システムを設置しているご家庭で設置後10年以上の方と2019年以降に設置されたされた方は、安い売電価格で売るのではなく、余剰電力を電気自動車に充電することで電気自動車の維持費の節約にもなります。電気自動車を蓄電池の変わりに使用し、さらに太陽光と併用することで経済的なメリットがあります。

V2H充放電設備は災害時にも
電気自動車の電気を使えます

V2H充放電設備を設置すると、家庭用の蓄電池と同様に停電時に家庭で電気を使うことが出来ます。また、太陽光発電システムを設置しているご家庭であれば、昼間は太陽光で発電された電気を使い余剰が出た場合は自動的に電気自動車に充電します。万が一、太陽光の発電のみで電力が足らなければ電気自動車の電気でまかないます。夜はもちろん電気自動車に充電した電気を使用して頂けます。電気自動車の蓄電容量は非常に多いので数日間の停電でも電気を使うことが出来ます。

V2H充放電設備の機能は?

V2H充放電設備は通常の充電器(200V:3kW)の約2倍のスピードで充電することが出来ます。また、電気自動車の蓄電容量は大容量です。家庭用蓄電池の蓄電容量は4kWh~16kWhがほとんどですが、電気自動車の場合は12kWh~90kWhと大容量です。従いまして200Vの家電製品もらくらく使用することが出来ます。